飲み切った漢方レビュー～甘麦大棗湯・人参養栄湯～
こんばんは！ゆいです。いつも読んでいただきありがとうございます。
今日は、自分が飲み切った漢方について、効能・効果や実際に飲み切った感想を述べていきたいと思います。
※漢方を飲む際は、事前に主治医に相談してから飲むようにお願いします。ケースによっては、飲み合わせが悪い場合もありますので注意してください。漢方は人によって効果はまちまちです。参考程度に考えていただき、副作用も考慮して使用を考えてください。
①人参養栄湯（ニンジンヨウエイトウ）
漢方を始めたきっかけは、主治医に相談したとき「専門外なのでわからない」と言われてしまい、色々漢方に強い精神科医のSNSやブログを読んで自分で勉強し始めたことからでした。この人参養栄湯は、漢方に強い精神科医のブログにて「統合失調症の陰性症状にはこれが効く」と書いてあったことから始めました。
・効能・・・体力虚弱なものの次の諸症：病後・術後などの体力低下、疲労倦怠感、食欲不振、ねあせ、手足の冷え、貧血
・実際飲んでみた感想・・・じわじわと基礎体力を上げてくれる感じあり。用法には1日３回と書いてありましたが、薬との飲み合わせもあるため寝る前１回飲むようにしていました。このような虚弱体質を治す漢方としては「補中益気湯」が一番メジャーだとは思います。ただ一時期高麗人参を飲んでいた時期があり、その時確かに調子は悪くなかったのでこちらを飲み切ることを決めました。陰性症状が重い（体がだるい・倦怠感がある）方にはお勧めできる漢方だと思います。自分としては、栄養剤・栄養ドリンクのようにとっさのパワーを出すとというよりも、基礎体力がついて→動けるようになる→活動量が徐々に増えていく→陰性症状がだんだん改善していく・・・という効果を感じました。この後は、「補中益気湯」を飲み切るつもりですが、そちらとの体感を感じてみて自分に合うものを見つけていきたいと思っています。
②甘麦大棗湯（カンバクタイソウトウ）
これを飲もうとしたきっかけは、統合失調症のグループラインにて処方されている方がいらして、「よかった！」という感想があったため試して飲んでみたものです。正直半信半疑でしたが、不眠症の方・・・これお勧めです。試す価値はあると思います。
・効能・・・体力中程度以下で、神経が過敏で、驚きやすく、ときにあくびが出るものの次の諸症：不眠症、小児の夜泣き、ひきつけ
・実際飲んでみた感想・・・自分にとっては睡眠にマストバイなものになってしまいました。実は、一時期飲み切った後に、「これはもういいかな。」と思って飲んでなかったんです。飲んでなかったときに気づきました。この漢方、やわーく自分には効いていたことに・・・まとめてみますと、飲むと
- 飲まない時より入眠が楽に移行できるようになっていた。
- 中途覚醒が減っていた（途中のトイレが減った）。
- 寝る前の精神が安定する（リラックスできている）。
なによりも私、夜に脳みそが覚醒してしまって眠れない！という時があるのです（夜の方が元気になってしまう現象）。元気だから寝たくない→眠れない→睡眠時間を削る→睡眠の質が悪くなる・・・というオチだったのですが、この漢方を飲むと、ベッドに入った途端すごーく安らかな気持ち・・・自然に寝落ちできるようになりました。後、中途覚醒が減ったのがすごく睡眠の質を上げてくれたなと感じました。これはまたリピ買いしました。これも１日１回服用しています。
人によっては効果がまちまちだと思いますが、飲み続けてると変化があったので、興味があれば試していただきたいと思います。
さて、今回は２つの漢方を紹介させていただきました。人によって、効果は様々なので、頭の片隅に置いておくだけでもいいし、試してみるのもいいと思います。最後まで読んで頂きありがとうございました！
